待ってくれている人が居るのかわかりませんが、お待たせしました笑
2011年のベストアルバムを決めたいと思います。
毎年10枚位は好きなアルバムが出るのですが
今年は正直そんなになかったのでBest 5にしました。
これを読んでくれている誰かの為にというよりは
2011年はああいう年だった
すごく良い年だったなーといつか思い出せるように
書いているような所があるので
いつもの事ですが完全に個人的なランキングになっています。
最後に、
2011年も色々な事がありました。
顎関節症になるほど笑い転げる事
ハラワタ煮えくりかえる程怒った事
涙を流さずには居られない程泣いた事
本当に語り尽くせない程感謝している事
それら全ての大切な思い出がぎゅうぎゅうに詰まった
僕にとっての至宝の5枚を選びました
楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。
5位 Youth Lagoon - The Year Of Hibernation
2011年一番衝撃的で一番印象深く、感動した作品であり
僕と同世代の宅録アーティスト元年とも言える時代に現れた彼こそまさに時代の寵児
誰しもが抱く、不特定多数の ”あの頃” をまさに想起させるベッドルームポップミュージック
二度とかえってこない、自身の経験かどうかも定かではない”あの頃”
そのあの頃は良かったと、あの頃に戻りたいと
愛に塗れ角が削れて丸まった多くのチープなノイズとシューゲイズ
温かくて優しい、涙で前が見えないような輪郭をぼやけさせたVo.
彼が描くノスタルジックな世界観は十分に僕らの、いや僕の心の奥底にある大事な部分に優しく触れた。
4位 Perfume - JPN
たくさんの悲しみと、たくさんの絶望に覆われた今年の日本には
彼女達のアルバムが最後を飾って欲しい。
笑顔で一生懸命歌って踊る彼女達は日本の宝
中田ヤスタカとPerfumeからあなたへの最高のプレゼント。
このアルバムを手にした時に書いた上記が全て
音楽は素晴らしいと改めて思い知らされた一枚
3位 Lo-Fi-Fnk - The Last Summer
三年位前かな?すこしづつ7"とかでリリースされた
Marchin' In ,Want U ,Sleeplessの三曲が大好き過ぎて
本当に本当に2011年で一番待ちわびていたアルバムでした。
メランコリックで胸キュンメロディのセンスは北欧ならでは
美しさと儚くも優しいメランコリックなシンセ
甘くとろけ、ダンサブルなビートが同居する様は
まさに僕が描くエレポップの理想郷。
2位 Tim & Jean - Like What
インディポップ、そうPassion PitやNaked And Famousと同じく
僕よりも若い彼らが生み出した至高のこのアルバムもまさにインディポップ。
オーストラリアはやっぱりインディポップの聖地であり
彼らもまたシンセ、エレクトロ、インディポップの良い部分だけを吸収し生まれて来たかのよう
ハイトーンなボーカルと
キラキラ胸ときめくカラフルなメロディ
涙が出るくらい幸せで自然と心が踊る
そう10代の彼らは、素晴らしいメロディとボーカル
この二つだけで大胆にも繊細に世界中に幸せをバラまいた
聴き終えた後の多幸感こそが、このアルバムの全てである。
1位 The Sound of Arrows - Voyage
2011年の僕の宝。
正直ランキングもこのアルバムが一位って事以外は何も必要じゃない
2011年はこのアルバムと出会うためにあった。
Wondersは永遠に忘れる事のない最高傑作
聴いた瞬間に鳥肌が立ち涙が流れた
こんな曲はなかなか出会えない
リリース時期もタイトルのVoyageも感慨深く、
本当に勝手な解釈だけど自分の為に作ってくれた作品だと僕は思ってる。
多くの発見や悲しみ、出会いや別れ
学生最後の年にこのアルバムに出会えた事は
生まれてきて良かったんだと肯定されている錯覚に陥る程。
僕がいくつになっても、死の淵に立った時でさえ
このアルバムをかけた瞬間にそこは2011年
一生忘れる事のない多くの思い出が目の前に映し出される
最高に幸せな一年、半年の象徴的な作品。
ありがとう。
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