Jan 30, 2012

Expensive Looks - Dark Matters





Tracklist

1. Your Dreams Our Week
2. Nothing More
3. Felt Up
4. Nightfalls
5. Tracewave
6. Be My Own
7. Sea/Air
8. Moving Visions
9. Vanishers

Nothing Moreはめっちゃ好き

Jan 26, 2012

C2C - Down the Road



衝撃!

Tiny Victories - Lost Weekend








素晴らしく完璧なシンセポップ
きっと一回聴いた後にもう一回聴きたくなるよ、絶対。
彼らもブルックリンから
本当に楽しみだな、どんな街なんだろう。

Jan 25, 2012

Grimes - Visions






Tracklist:

01 Infinite ♡ Without Fulfillment (intro)
02 Genesis
03 Oblivion
04 Eight
05 Circumambient
06 Vowels = space and time
07 Visiting Statue
08 Be A Body (侘寂)
09 Colour of Moonlight (Antiochus) (feat. Doldrums)
10 Symphonia IX (my wait is u)
11 Nightmusic (feat. Majical Cloudz)
12 Skin
13 know the way (outro).

サイケポップとでも言うのでしょうか?
4ADから傑作のリリースです。
僕の大好きなd'EonとのスピリットEP - Darkbloomも最高だったし
洗い流しのEyes Be Closed (Grimes Remix)も最高だった
それでこのアルバムの出来考えたら、もう惚れちゃいますw。

他のこういうシンセポップミュージックのアルバムって
結局そのアーティスト節みたいな勢いだけでアルバム終わっちゃうんだけど
彼女のこのアルバムは本当に多彩、一曲毎にGrimesだってわかるけど違う曲
Tr.12 SkinとTr.13 Know The Wayの二曲だけでも本当必聴!
特にKnow The Way(上YouTube貼った曲)は素晴らしすぎて痺れる。
ジャケットのアートワーク以外は本当鳥肌もの!
あと侘寂に関しては、侘の表現が感じられなかった
なんというか、でも日本の東山文化というか
禅や茶の文化を表現しようとしてくれてるのは嬉しい限り。
僕ら日本人ももっと大切にしないといけない美意識です。

Jan 23, 2012

The 2 Bears - Be Strong






Tracklist:

01 – The Birds & The Bees
02 – Be Strong
03 – Bear Hug
04 – Work
05 – Warm & Easy
06 – Take A Look Around
07 – Ghosts & Zombies
08 – Time In Mind
09 – Increase Your Faith
10 – Heart Of The Congos
11 – Get Together
12 – Church


ほっちっぷがどーとか
そういうのは不要な程良作を次々発表してた彼らですが
ついにアルバムリリースです。

一曲目でそういう流れかーと思ったけど
トラックリストみて貰えればわかるように
もうヒット曲まみれです(シングルとか先行リリースとかあるとアルバムの楽しみ減るね)
ミニマルな感じ大好き

Jan 22, 2012

Parachute Youth - Can't Get Better Than This



めちゃくちゃ格好良い
メロー

こんなん踊るしかなかろうに。

livetune feat. 初音ミク - Tell Your World



ふと口ずさんだフレーズを掴まえて 
胸に秘めた言葉乗せ空に解き放つの
 
君に伝えたいことが
君に届けたいことが 
たくさんの点は線になって
全て繋げてく どこにだって


震災の時に世界中から集まった動画や写真を思い出したら涙が出た
ウェブに対する負のイメージはもう過去の遺産
メインストリームを飲み込んでる
iTunes1位おめでとう
大きな大きな夢と希望
音楽の未来を感じます
ボカロは日本の誇り?どこかバカにしてたけど
そんな自分がバカだった

コメント欄に世界中から書き込まれているのを見ると胸が熱くなる。
日本人で良かった

Jan 20, 2012

Fotoshop - Lifeforms







Tracklist:

1. Too Little, Too Late 5:58
2. Speed vs. Distance 5:11
3. New Me 4:27
4. Summer 3:31
5. Safe in Sound 4:32
6. The Door 3:42
7. Release 5:02
8. Becoming Zen 5:19
9. My Own Tree 2:03
10. Before After 5:43


去年リリースですが完全に見逃してました、
これ完全に年間ベスト10に食い込ませるレベルの名盤

シンセポップ、やっぱり北欧なんだねフィンランド、ヘルシンキ
優しい真心こもっているようなシューゲイズ
幾重にも重なるあたたかい音は
耳にも心にも柔らかく優しい
打ち込みこんにちわのビートだけが現世へとつなぎ止める
無理に早起きして、美味しい朝ご飯食べた後
寝ちゃいけないのに、寝ちゃいたい
まさにあの状態。

Porcelain Raft - Strange Weekend





Tracklist:

01 – Drifting In And Out
02 – Shapeless & Gone
03 – Is It Too Deep For You
04 – Put Me To Sleep
05 – Backwords
06 – Unless You Speak From Your Heart
07 – The End Of Silence
08 – If You Have A Wish
09 – Picture
10 – The Way In


ヘロヘロ、ポワポワしてるサイケデリックな音楽
ChillwaveとかDream Popとはちょっと違う感じのアルバムになった
完全に僕ら世代のアーティストで
なんというか、気張る事なく、ごく自然と聴ける良い意味でポップ
こういう踊れるビートにレイヤーがかったシンセに
リバーブまみれのボーカル、要するに淡く儚い感じね、
そう、いつも通り、そんなんばっかりだよね最近
そうなんだけど、そうだけど、すごく良いんですよ
まさに僕らの音楽。
かつてビートルズとか(?)に熱狂してたおじさん達と同じで
僕たち世代の音楽ってのがこういう音楽なんだよね、うん、そういう感じ。

Jan 16, 2012

Clio - Eyes



1984年リリースとか知らなかった
これちょっと格好良過ぎやしないか…汗

Ocean City Defender - The Golden Hour






Tracklist:

01. The Freddy Shelly Throat Punch
02. Movement
03. The Golden Hour
04. The Sporting Life
05. Balance Of Terror


めちゃくちゃ良いです。
カナダから

優しくて心温まるシンセサイザーを背に
晴天を突き抜けるようなボーカルと
少しざらついた質感で構築された世界観は
冬の地平線を見渡す程の透き通った朝焼けを見ているよう。

Jan 13, 2012

Observer Drift - Corridors







Tracklist:

01. Corridors
02. Warm Waves
03. Backwards
04. Her Lullaby
05. Tree Shadow
06. Home Video
07. Letters To Myself
08. Thousands Of Days
09. Illumination
10. Use Stars
11. We Make Believe
12. Tree Shadow (Alt. Version)
13. Thread


夢見心地とか浮遊感とか
ドリームポップには使い古された言葉達ですが
間違いなく彼を紹介する際にも使わざるを得ないのは
いくらか心苦しいですが、
作品自体は本当に心澄み渡る程の素晴らしさ。

儚げに幾重にも重ねる彼のボーカルと
優しく佇むあなたを包み込むメロディ
まだ若干20歳の彼が表現する音の数々は
人生の憂いもわからぬ僕ら若者の一級品の表現であり
部屋でパソコンをいじる若者をオタクやマニアなどと
揶揄していた時代の終焉と衰退を見ているような感覚で清々しい。

一見飽和したChillwaveやGlo-Fiというムーブメント
一時のエレクトロと同じく、同じような音の乱立のような
それらが生み出した歪みは勿論あるけど
彼のようなアーティストを生み出した事を考えれば
素晴らしい功績を担ったと思う。

それにしても時代はbandcampですね
一時期のMyspaceの時代は一気に墜落してしまいました。
WEBの世界の移り変わりの早さはファストファッションなんて目じゃないですね。

Moullinex & Peaches - Maniac

Jan 11, 2012

The Big Pink - Future This





Tracklist:

1. Stay Gold
2. Hit The Ground (Superman)
3. Give It Up
4. The Palace
5. 1313
6. Rubbernecking
7. Jump Music
8. Lose Your Mind
9. Future This
10. 77


久々、The Big Pink!!
1stの頃は全く好きになれなかったけど
2nd彼らが大きく変わったというよりも
僕の音楽の趣味が変わったのか
凄く良い、
若いバンドでは出せない雰囲気(オヤジ感笑)が
1stよりもどこか壮大に厚みが増したサウンドの上で鳴り響く
サイケデリア、電子音と完璧に合っている感じ。

Hit The Ground (Superman)はどんなジャンルが好きなリスナーにも
受け入れられて好まれる曲だと思う。
ぜひ聴かず嫌いしないで聴いてみて。

Jan 10, 2012

2011 sh's Best Album Of The Year

待ってくれている人が居るのかわかりませんが、お待たせしました笑
2011年のベストアルバムを決めたいと思います。
毎年10枚位は好きなアルバムが出るのですが
今年は正直そんなになかったのでBest 5にしました。

これを読んでくれている誰かの為にというよりは
2011年はああいう年だった
すごく良い年だったなーといつか思い出せるように
書いているような所があるので
いつもの事ですが完全に個人的なランキングになっています。

最後に、
2011年も色々な事がありました。
顎関節症になるほど笑い転げる事
ハラワタ煮えくりかえる程怒った事
涙を流さずには居られない程泣いた事
本当に語り尽くせない程感謝している事
それら全ての大切な思い出がぎゅうぎゅうに詰まった
僕にとっての至宝の5枚を選びました
楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。


5位 Youth Lagoon - The Year Of Hibernation






2011年一番衝撃的で一番印象深く、感動した作品であり
僕と同世代の宅録アーティスト元年とも言える時代に現れた彼こそまさに時代の寵児

誰しもが抱く、不特定多数の ”あの頃” をまさに想起させるベッドルームポップミュージック
二度とかえってこない、自身の経験かどうかも定かではない”あの頃”
そのあの頃は良かったと、あの頃に戻りたいと
愛に塗れ角が削れて丸まった多くのチープなノイズとシューゲイズ
温かくて優しい、涙で前が見えないような輪郭をぼやけさせたVo.
彼が描くノスタルジックな世界観は十分に僕らの、いや僕の心の奥底にある大事な部分に優しく触れた。




4位 Perfume - JPN








たくさんの悲しみと、たくさんの絶望に覆われた今年の日本には
彼女達のアルバムが最後を飾って欲しい。
笑顔で一生懸命歌って踊る彼女達は日本の宝
中田ヤスタカとPerfumeからあなたへの最高のプレゼント。

このアルバムを手にした時に書いた上記が全て
音楽は素晴らしいと改めて思い知らされた一枚



3位 Lo-Fi-Fnk - The Last Summer







三年位前かな?すこしづつ7"とかでリリースされた
Marchin' In ,Want U ,Sleeplessの三曲が大好き過ぎて
本当に本当に2011年で一番待ちわびていたアルバムでした。

メランコリックで胸キュンメロディのセンスは北欧ならでは
美しさと儚くも優しいメランコリックなシンセ
甘くとろけ、ダンサブルなビートが同居する様は
まさに僕が描くエレポップの理想郷。



2位 Tim & Jean - Like What







インディポップ、そうPassion PitやNaked And Famousと同じく
僕よりも若い彼らが生み出した至高のこのアルバムもまさにインディポップ。
オーストラリアはやっぱりインディポップの聖地であり
彼らもまたシンセ、エレクトロ、インディポップの良い部分だけを吸収し生まれて来たかのよう

ハイトーンなボーカルと
キラキラ胸ときめくカラフルなメロディ
涙が出るくらい幸せで自然と心が踊る
そう10代の彼らは、素晴らしいメロディとボーカル
この二つだけで大胆にも繊細に世界中に幸せをバラまいた
聴き終えた後の多幸感こそが、このアルバムの全てである。



1位 The Sound of Arrows - Voyage







2011年の僕の宝。
正直ランキングもこのアルバムが一位って事以外は何も必要じゃない
2011年はこのアルバムと出会うためにあった。

Wondersは永遠に忘れる事のない最高傑作
聴いた瞬間に鳥肌が立ち涙が流れた
こんな曲はなかなか出会えない

リリース時期もタイトルのVoyageも感慨深く、
本当に勝手な解釈だけど自分の為に作ってくれた作品だと僕は思ってる。
多くの発見や悲しみ、出会いや別れ
学生最後の年にこのアルバムに出会えた事は
生まれてきて良かったんだと肯定されている錯覚に陥る程。

僕がいくつになっても、死の淵に立った時でさえ
このアルバムをかけた瞬間にそこは2011年
一生忘れる事のない多くの思い出が目の前に映し出される
最高に幸せな一年、半年の象徴的な作品。
ありがとう。